ダイエット中の基礎代謝と冷え性の変化を調べてみた結果

前回に引き続き、冷え性と基礎代謝について実際の当整体院で行ったデータに基づいて今日は書かせて頂きます。

30代女性の例です。

スタート時

体重62.7kg 体脂肪率30.3%・骨格筋率26.1%・基礎代謝量1315kcal・基礎代謝基準値20.97

ダイエット経過

体重52.6kg 体脂肪率24.3%・骨格筋率28.2%・基礎代謝量1181kcal・基礎代謝基準値22.45

上記の当院初来院時とダイエットサポート途中経過の比較です。

今回のタイトル通りメインは基礎代謝と冷えの関係をお伝えしていきたいのですが、体重、体脂肪率が減り、筋肉率が増えているのに対し、肝心の基礎代謝量が減ってしまっています。

「ダメじゃん!」。。。と思いますよね。

・・・そもそも基礎代謝量はその方の体の大きさ(体積)によっても変化します。

体が大きければ、それだけ多くのエネルギーを必要とし消費します。

この方はダイエットに成功しました♪脂肪で体が大きかった頃と比べエネルギー消費量は落ちます。

よって基礎代謝量が減るのは必然なんです。

 ただし、それが冷えが改善された事にはなりません。

先ほど例を挙げた30代女性の数値の右端に、基礎代謝基準値というあまり聞きなれない数値を書いています。

基礎代謝基準値20.97⇒22.45に上がっています。

基礎代謝基準値とは、体重1kgあたりの基礎代謝量を示す数値になります。

30代女性の方の例をもう一度見てみると。

スタート時

体重62.7kg 体脂肪率30.3%・骨格筋率26.1%基礎代謝量1315kcal基礎代謝基準値20.97

ダイエット経過

体重52.6kg 体脂肪率24.3%・骨格筋率28.2%基礎代謝量1181kcal基礎代謝基準値22.45

このように見てみると、筋肉をしっかり増やしながらダイエットを行う事により、体重が減ることで体の体積が小さくなり基礎代謝量が減っても、現体重1kgに対する熱量は増え冷えも解消されやすくなります。

ちなみに年齢別に見た、基礎代謝基準値などは下記の表を参考にしてみて下さい。

今回の30代の女性の方を当てはめてみると、基礎代謝基準値が21.7が参考値とされ、スタート時は20.97でしたのでこれを下回り熱量としては足りていないという事でしたが、現在の数値は22.45まで上がり21.7の参考値を上回り身体の代謝も上がり冷えも解消され脂肪も燃焼されやすい体に近づいたという事になります。

 単純に体重計(体組成形)で基礎代謝量は平均より上回っているのになんで冷え性なんだろう??なんで体重が減らないんだろう??と悩んでいる方は、それらのカラクリにも着目し基礎代謝基準値もチェックしてみましょう。

基礎代謝基準値計算式=基礎代謝量÷体重

このように、理想の健康でキレイな身体づくりをおこなう為に、熊谷の整体charaku(チャラク)では日々分析し経過をいっしょに考えながら活動しています。

 身体のバランス(ゆがみ)・食事・運動・疲労を色々な角度から検証していきます。

熊谷整体charaku(チャラク)ホームページ:https://charaku.net/

 

 

 

 

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